水質分析キット「テストワコー」シリーズ
当社では活性塩素、フェノール、ホルムアルデヒド測定用の簡易キットをご用意しています。 活性塩素の測定にはDPD(硫酸N,N-ジエチル-p-フェニレンジアミン)法を原理としたキットと2,2'-アジノビス(3-エチルベンゾチアゾリン-6-スルホン酸)(略名ABTS)を発色剤とした測定キットをご用意しています。
ラインアップ
- 【活性塩素-テストワコー】2,2'-アジノビス(3-エチルベンゾチアゾリン-6-スルホン酸)(ABTS) の呈色反応を利用した残留塩素測定キット
操作が簡便且つ、遊離塩素と結合塩素の呈色反応速度の差を利用して、同一試験管内でそれぞれを測定することが可能 - 【活性塩素-DPDテストワコー】N,N-ジエチル-p-フェニレンジアミン (DPD) の呈色反応を利用した残留塩素測定キット
DPD錠剤を用いるため秤量が不要で、簡便に残留塩素を測定することが可能 - 【フェノール-テストワコー】 4-アミノアンチピリン法によるフェノール測定キット
検水にフェノール発色試薬錠を加えるだけで、フェノール類を迅速かつ高精度に測定することが可能 - 【ホルムアルデヒド-テストワコー】 4-アミノ-3-ヒドラジノ-5-メルカプト-1,2,4-トリアゾールの呈色反応を利用したホルムアルデヒド測定キット
順次試液を加えるだけで、微量ホルムアルデヒドを簡便かつ選択的に、高感度で測定することが可能
活性塩素-テストワコー
測定手順
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(1) パッキンを取り付ける。 |
(2) 検水 6 mL (刻線まで) を入れる。 |
(3) 発色試薬錠を 1錠加える。 |
(4) パッキンで試験管の口を抑えて3秒間 (5回ほど) 振とうする。 |
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(5) 5 秒静置後、直ちに 1~2 cm 離して色調表と照合し、遊離塩素量を求める。 |
(6) 比色後、振とうして発色試薬錠を完全に溶解する。 |
(7) 5分後1~2 cm離れて色調表を照合し、全塩素量を求める。 |
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使用上の注意点
- 遊離塩素を測定するに際しては、放置時間が長くなると結合塩素とも反応する為、錠剤を加えて 10 秒以内に比色してください。この場合、発色試薬錠は完全に溶解しなくても測定値に影響はありません。
- 色調表との照合は明るい自然光下で行ってください。
- 専用試験管は充分洗浄したものを使用してください。
参考文献
- S. Hunig. et al.:Liebigs Ann. Chem.., 676, 36 (1964)
- H. Lang. et al.:Z. Analyt. Chem., 201, 321 (1964)
活性塩素-DPDテストワコー
1. 遊離残留塩素量 (Cl mg/L) の測定手順
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(1) 活性塩素-DPD テスト試験管 にパッキンを取り付け、検水を 5 mL (刻線まで) 入れる。 |
(2) 検水にりん酸緩衝液を1滴加える。 |
(3) DPD錠を1錠加える。 |
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(4) パッキンで試験管の口を押さえて約5秒間激しく振とうする。 |
(5) 試料の呈色を色調表と比色し、遊離残留塩素量を読み取る。(試料の呈色は試験管の側面から読み取る。) |
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2. 総残留塩素量 (Cl mg/L) の測定手順
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(1) 1-(5)の試料に KI 錠を1錠加え軽く混和後、約2分間静置する。 |
(2) 試料の呈色を色調表と比色し、総残留塩素量を読み取る。 |
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3. 結合残留塩素量 (Cl mg/L) の算出
総残留塩素量と遊離残留塩素量の差を結合残留塩素量とする。
使用上の注意点
- 試料中の残留塩素濃度が2 mg/Lを超えるときは、残留塩素濃度が0.05~2.0 mg/Lとなるように希釈してください。
- DPD錠中の無水硫酸ナトリウムが溶け残りますが、測定に影響はありません。
参考文献
厚生省生活衛生局 水道環境部監修:「上水試験方法」, 210, (日本水道協会)(1993).
フェノール-テストワコー
測定手順
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(1) 検液約10 mLをとる。(上の線まで) |
(2) フェノール発色試薬錠を1錠加える。 |
(3) ポリ栓をして錠剤が溶け終わるまでよく振る。 |
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(4) 試料の呈色を色調表と比較してフェノール含有量を読み取る。 |
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使用上の注意点
- 発色試薬は吸湿・光を避けて保管してください。
- 検水に酸化性物質、還元性物質を含む場合、測定に影響する場合があります。
- 濁りや油分を含む試料は、ろ過後に測定してください。より正確な測定を行いたい場合は工場排水 試験方法 (JIS K0102-1971) に従い前処理を行ったのちに測定して下さい。
- 検水中のフェノール含有量が10 ppm以上の場合は、5 ppm前後になるよう希釈して測定してください。
ホルムアルデヒド-テストワコー
測定手順
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(1) 検液、標準液および蒸留水 (ブランク) を、それぞれ別の試験管に2 mLずつ採取する。 |
(2) 各試験管にアルカリ試液を2 mL加える。 |
(3) 各試験管に発色試液を2 mL加え、振り混ぜる。 |
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(4) 20~35℃で15分間放置する。 |
(5) 各試験管に酸化試液を2 mL加える。 |
(6) 各試験管を発泡が止まるまで振り混ぜる。(約15秒間) |
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(7) ブランクを対照として検液および標準液の吸光度を測定し、標準液を基に作製した検量線からホルムアルデヒド濃度を求める。 |
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標準液の調製方法と検量線の作製方法はこちらをご覧ください。
使用上の注意点
- 呈色液は安定なため、発色後2時間以内は吸光度に大きな変化はありません。
- 発色試液添加後は、放置温度(20~35℃)を守ってください。
- 各試液は使用後速やかに密栓し、長時間開放しないでください。
- 本キットはホルムアルデヒドに特異的に反応するため、ケトン類、エステル類、アルコール類、窒素化合物類が1,000 ppm程度共存していても、測定にほとんど影響しません。
- ホルムアルデヒド以外のアルデヒド類共存下では、低濃度 (5 ppmまで) の影響はありませんが、高濃度で呈色します。
- 試液はアルカリ性のため、皮膚に付着した場合は直ちによく水洗いしてください。
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