ヤクルト薬品工業 セルラーゼ オノズカ®

ヤクルト薬品工業の「プロトプラスト調製用酵素」は、比較的容易にプロトプラストを調製することが可能です。
遺伝子工学研究分野から授業の教材まで幅広くご利用いただけます。

プロトプラストの概要

植物組織を植物組織崩壊酵素で単細胞化させ、細胞壁分解酵素で処理すると、細胞壁が溶解して細胞膜に包まれた球状の細胞ができます。
これを「プロトプラスト」といいます。プロトプラストは、異なる種類の植物の細胞同士を融合して新植物を作ったり、細胞内に遺伝子を導入することで植物に新たな性質を獲得させるなど細胞工学の目的で使われています。

プロトプラスト調製のイメージ

製品情報

10 g品
製品名 セルラーゼ オノズカ®R-10 セルラーゼ オノズカ®RS マセロチーム® R-10
製品コード 636-01441 639-01431 635-02631
特長 天然セルロース分解力を有し、植物の細胞壁を溶解します。
植物葉肉細胞、培養細胞のプロトプラスト調製に適しています。
ペクチナーゼ、ヘミセルラーゼなどを高力価で含有し、植物組織を崩壊して単細胞化させます。
性質 性状 淡黄色~淡褐色の粉末 淡黄色~褐色の粉末 淡褐色の粉末
至適pH pH4.0-5.0 pH5.0-6.0
至適
温度
40-55 ℃ 40-50 ℃
酵素
力価
10,000 u以上/g
(ろ紙崩壊力として)
16,000 u以上/g
(ろ紙崩壊力として)
3,000 u以上/g
(マセレーション活性として)
保存方法 開封後は密封し、5℃以下で保存してください。
包装 10 g/褐色瓶
バイアル品
製品名 セルラーゼ オノズカ®R-10 セルラーゼ オノズカ®RS マセロチーム® R-10
製品コード 635-49751 632-49761 639-49771
特長 天然セルロース分解力を有し、植物の細胞壁を溶解します。
植物葉肉細胞、培養細胞のプロトプラスト調製に適しています。
ペクチナーゼ、ヘミセルラーゼなどを高力価で含有し、植物組織を崩壊して単細胞化させます。
性質 性状 淡褐色~褐色の乾燥体
溶解性 水に容易に溶解します。
至適pH pH4.0-5.0 pH5.0-6.0
至適
温度
40-55 ℃ 40-50 ℃
酵素
力価
10,000 u/バイアル以上
(ろ紙崩壊力として)
16,000 u/バイアル以上
(ろ紙崩壊力として)
3,000 u/バイアル以上
(ペクチナーゼ活性として)
保存方法 購入後は、5℃以下で保存してください。
包装 5バイアル/化粧箱

優れた溶解性

従来の10 g包装品に比べ、バイアル品は溶解性を改善し作業性・操作性を向上させております。

製品一覧

  • 項目をすべて開く
  • 項目をすべて閉じる

バイアル品

10g包装品

関連製品一覧

  • 項目をすべて開く
  • 項目をすべて閉じる

飼料分析用

  • 掲載内容は本記事掲載時点の情報です。仕様変更などにより製品内容と実際のイメージが異なる場合があります。
  • 掲載されている製品について
    【試薬】
    試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
    試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
    【医薬品原料】
    製造専用医薬品及び医薬品添加物などを医薬品等の製造原料として製造業者向けに販売しています。製造専用医薬品(製品名に製造専用の表示があるもの)のご購入には、確認書が必要です。
  • 表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。
  • 表示している希望納入価格は本記事掲載時点の価格です。