IL-7 ELISAキット
インターロイキン-7 (IL-7 : Interleukin 7) は152アミノ酸残基からなる分子量約25,000 Daの糖タンパク質で、適応免疫系に必須のサイトカインです。
ナチュラルキラー (NK) 細胞・B細胞・T細胞といった免疫細胞の分化誘導と生体防御を促進し、慢性感染症や関節リウマチ、喘息などに関与することが知られています。
当社では、ヒト血清・血漿中のIL-7を高感度かつ特定的に測定可能なELISAキットを販売しています。
IL-7とは?
インターロイキン-7 (IL-7 : Interleukin 7) は152アミノ酸残基 (ヒト) からなる分子量約25,000 Daの糖タンパク質で、適応免疫系に必須のサイトカインです。主に、胸腺、骨髄やリンパ組織の間質細胞、ケラチノサイトや腸管上皮細胞といった非造血細胞によって産生されます。
IL-7のシグナル伝達は、IL-7がIL-7受容体α鎖 (IL-7α) と共通γ鎖 (γc) のヘテロ二量体であるIL-7受容体複合体に結合し、ヤヌスキナーゼ (JAK1、JAK3) やホスファチジルイノシトール3キナーゼ (PI3K)、および転写活性化因子5 (STAT-5) のりん酸化により進行します 1)。
また、IL-7はナチュラルキラー (NK) 細胞・B細胞・T細胞といった免疫細胞の分化誘導とホメオスタシスに重要かつ非冗長性の役割を果たすことで生体防御に貢献する造血系サイトカインと考えられており、慢性感染症や関節リウマチ、慢性大腸炎および喘息などに関連することも知られています。さらに、強力な免疫再構成効果が実証されており、抗ウイルス活性の促進機能や抗がん剤と免疫チェックポイント阻害剤のブースター因子としての機能も明らかになっています。そのため、免疫治療の分野で高感度IL-7測定の有用性が期待されています。
レビス™ Human IL-7 ELISA Kit
レビス™ Human IL-7 ELISA Kitは、ヒトIL-7を定量的に測定するためのサンドイッチELISAキットです。検体中のIL-7を特異的かつ高感度に測定することができます。キットに含まれる標準品は大腸菌のリコンビナントタンパク質であり、カルタヘナ法非該当です。
キット性能
| 測定対象 | IL-7 |
|---|---|
| 検量線範囲 | 1.50 - 236 pg/mL |
| 測定対象検体 | ヒト 血清/血漿 (EDTA ・ ヘパリン) |
| 必要検体量 | 50 μL (2倍希釈) |
| 測定時間 | 約2時間50分 |
| 検出法 | 発色系 (主波長: 450 nm/副波長: 620 nm) |
検量線例

ヒト血清 IL-7の測定例
| 検体No. | 測定値 (pg/mL) |
|---|---|
| 1 | 3.90 |
| 2 | 2.44 |
| 3 | 7.59 |
| 4 | 6.21 |
| 5 | 9.36 |
| 6 | 5.35 |
| 7 | 3.78 |
| 8 | 11.0 |
| 9 | 40.0 |
| 10 | 10.0 |
| 11 | 3.50 |
[結果]
検出感度が高いため、数 pg/mLのIL-7を定量検出できた。
参考文献
- Palmer, J. et al.: Cellular & Molecular Immunology., 5, 79(2008).
Interleukin-7 receptor signaling network: an integrated systems perspective
製品一覧
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IL-7 ELISAキット (ヒト)
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