AAV専用 Mass Photometer SamuxMP

Refeyn / レフェイン・ジャパン

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AAV特性解析の専用機
最小限のサンプル量で測定可能
簡単なセットアップと測定操作
直感的なデータ取得と解析ソフトウェア

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概要
特長
アプリケーション
仕様
価格表

概要

SamuxMPは、アデノ随伴ウイルス (AAV：Adeno associated virus) の特性評価に最適化されたMass Photometry法^※による分子量分布測定装置で、AAVを扱う研究室にとって不可欠な分析ツールです。SamuxMPの測定は迅速で、必要なサンプル量もごくわずかです。
SamuxMPは、あらゆる血清型のAAVのEmpty/Fullカプシド比、および部分的に充填されたカプシドと過剰に充填されたカプシドの量を正確に測定します。また、不純物や凝集体を検出し、大まかなカプシド力価の推定値を得ることができます。

※Mass Photometry法については、TwoMPを参照ください。

特長

AAVサンプルの特性評価

AAVの血清型に依存することなく測定が可能です。
Empty/Fullカプシド比率の測定が可能です。
Partial/Overloadの分析も可能です。
AAV解析に特化したソフトウェアを採用しています。
GMP対応バージョンのソフトウェアもあります。

高精度・高感度

1分子の分子質量をカウントしていきます。得られるシグナルは分子形状に依存しないため、分子質量の高精度な測定と解析が可能です。
TwoMPよりも高分子側にシフトした分子量範囲により高分子側の分解能が向上。AAV測定に最適化しています。
10¹¹ VG/mL を 10 μLのサンプル量で測定が可能です。

シンプルなオペレーション

サンプル溶液をそのまま測定可能です。特別なバッファー置換は必要ありません。
測定操作は、マイクロピペットでサンプル溶液をガラスプレートに置くだけの簡単な操作です。
測定時間は約1分、解析時間は約2分です。
サンプルは装置に直接触れることはなく、除染も容易です。

アプリケーション

AAVカプシドのEmpty/Full 比率測定

充填比率の異なる (0～95 %) AAVカプシドを準備し、SamuxMPで測定しました。
理論通りの割合で計測されていることが示唆されています。

AAVカプシドのOverload/Partial の解析

Empty/Full 解析において、Overload、Partial の検出ができていることがわかります。

AAVカプシドのOverload/Partial の解析

SamuxMPは、プロトコルの調整を必要とせずに、あらゆる血清型のAAVキャプシドを測定できます。
下図は、4つの異なるAAV血清型の空のAAVカプシドの測定結果です。
各サンプルについて、SamuxMPによる測定では、予想される質量で単一の対称的なピークが得られています。

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Mass Photometry Applications

仕様

原理	Mass photometry 法
測定項目	分子量分布、検出粒子 (分子) 数、ウイルスタイター
AAV に特化した解析項目	Empty / Full 比率、Partial / Overload 解析、Virus titer、凝集量定量評価、個数濃度、コンタミナント量
推奨測定濃度	10¹¹ particles/mL
レーザー波長	488 nm
画像 Pixelサイズ	12 nm
撮像視野	12 x 17 μm
分布解析基準	個数基準分布
測定範囲	500 - 6,000 kDa
測定正確性	5%
測定精度	2%
分解能	235 kDa @ 3,700 kDa
装置サイズ	本体：504 x 314 x 135 mm (W x D x H) コントロールユニット：430 x 330 x 133 mm (W x D x H)
装置重量	本体：約 30 kg コントロールユニット：約 10 kg
電源	100 V、4 口
設置環境	20 - 25 ℃ ± 2 ℃ 湿度 70% 以下、風が直接当たらない

価格表

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概要