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第68回WAKO Web受託セミナー ~次世代創薬への新たなアプローチ「iPS神経細胞による炎症評価と環状ペプチドによるDDS技術」~

富士フイルム和光純薬株式会社主催にて、【第68回WAKO Web受託セミナー ~次世代創薬への新たなアプローチ「iPS神経細胞による炎症評価と環状ペプチドによるDDS技術」~】を開催いたします。
本セミナーでは、
富士フイルム株式会社 より
次世代核酸医薬の新戦略とした、iPS神経細胞による炎症評価と環状ペプチドによるDDS技術に関するトピックスをご紹介いたします。
ぜひご参加ください。
開催概要
- 日時
 - 2025年11月11日(火) 14:00~
 - 開催方法
 - ウェビナーにて開催(ウェビナーとはWebを利用したオンラインによるセミナーです。)
 - 参加費
 - 無料
 - 参加申し込み
 - 以下のホームページリンクより申し込みください 
https://v2.nex-pro.com/campaign/86026/apply (セミナー配信会社のホームページへ移動します。) 
スケジュール
開会・注意事項のご説明 (14:00)
1)特殊環状ペプチドスクリーニングプラットフォーム - 核酸医薬の送達のためのペプチド核酸コンジュゲート -
〈演者〉
富士フイルム株式会社 バイオサイエンス&エンジニアリング研究所 石井由紀子
〈要旨〉
非天然アミノ酸を組み込んだ環状ペプチドは、標的特異性、組織浸透性、合成適性といった優れた特性から、PPI阻害および送達リガンドとして注目を集めている。特にペプチド核酸複合体(コンジュゲート)は、核酸医薬の送達に関連する課題を克服するために広く研究されている。富士フイルムグループは、新規ペプチドの取得・開発を加速させるためのさまざまな受託サービスを提供しており、特にmRNAディスプレイ技術を用いた高親和性・多様なヒットペプチド同定と、酵素合成技術を活用した迅速な活性最適化をプラットフォームとして有している。本プラットフォームと、実際に取得したペプチドを用いた、核酸の受容体特異的な細胞内送達について紹介する。
2)ヒトiPSC由来神経・グリア共培養システム - 神経疾患研究における創薬プラットフォームとしての展望 -
〈演者〉
富士フイルム株式会社 バイオサイエンス&エンジニアリング研究所 遠藤摂
〈要旨〉
中枢神経系は、神経細胞とグリア細胞(ミクログリアやアストロサイトを含む)から構成される。活性化ミクログリアにより刺激されたアストロサイトは神経傷害性を獲得し、神経変性疾患における神経細胞死を引き起こす。本研究では、ヒトiPSC由来老化アストロサイトの神経傷害性を誘導する条件を確立し、薬剤評価を行った。さらに、遺伝子発現ネットワーク解析とsiRNAスクリーニングを組み合わせることで、神経傷害性老化アストロサイトモデルが新規治療標的の同定に有用である可能性を示した。加えて、神経細胞、アストロサイト、ミクログリアの三者共培養系を用いた薬効および神経炎症を伴う毒性評価の応用例についても紹介する。
閉会
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お問い合わせ
富士フイルム和光純薬株式会社 
 試薬化成品事業ユニット 試薬営業本部 
 バイオソリューション推進部 
 TEL:050-3514-4875
ご相談・お問い合わせはこちら E-mail:jutaku2@fujifilm.com