タンパク質発現の増加と持続性を向上

TriLink社 CleanCap® M6 ModTail mRNA

mRNAのpoly(A)tail 修飾は次世代のRNA医薬に貢献するため、分子の安定性や機能性の利点を持ついくつかの重要な機能を提供します。
TriLink社独自のModTail poly(A)tail 修飾は全体的なタンパク質発現とその持続性を向上させます。
ModTail テクノロジーを簡単に体験していただけるように コントロールとして使用可能なEGFP、FLuc、および Cas9 のカタログ製品を用意しています。またModTail mRNAの受託合成サービスも提供しています。
ModTail テクノロジーは、様々なキャップ、塩基修飾、構造サイズ、poly(A)tail の長さに適しています。

特長

ModTail mRNAのカタログ製品の特長は、以下の通りです。

成熟したmRNAの構造

効率的な転写のためのCleanCap® 試薬、5’ と3’ のUTR、コード配列、120-ntのPoly(A)tailを含む

CleanCap® M6 アナログ

酵素的キャッピングや既存のCleanCap® AG アナログと比較して、30%以上高いタンパク質発現

Poly(A)tail 修飾

TriLink社のModTail テクノロジーを用いたタンパク質発現の増加と持続性

N1-メチルシュードウリジンによる置換

ModTailテクノロジーによりタンパク質発現の向上をしつつ、炎症反応を抑制

データ

ModTail mRNAはHEK293T細胞においてタンパク質発現と持続性を向上させる

HEK293T 細胞において、TriLink社のModTail Poly(A) 修飾/未修飾のeGFPをエンコードしCleanCap® M6でキャッピングされたmRNAをトランスフェクションした。 CleanCap® M6でキャッピングしたeGFPタンパク質の蛍光はIncucyteで測定した。

ModTail mRNAが投与されたマウスはタンパク質発現の持続性が向上した

PBS (最上段)またはFluc mRNA:LNPが投与されたマウスを12,48,72時間後に全体の発光をイメージングした。CleanCap® AG 3’ OMe(図A)とCleanCap® M6(図B)でキャッピングされたFluc ModTail mRNA(最下段)では、より長い時間高い発現シグナルが見られた。

製品一覧

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関連製品一覧

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CleanCap® Reagent

Cas9 mRNA

Cas10 mRNA

Cre mRNA

EGFP mRNA

mCherry mRNA

EPO mRNA

β-gal mRNA

OVA mRNA

Luciferase mRNA/RNA polymerase

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