【テクニカルレポート】Wakopak Combi ODS fast の分離性能
本記事は、和光純薬時報 Vol.68 No.4(2000年10月号)において、和光純薬工業 大阪研究所 福本 昌巳が執筆したものです。
近年、コンビナトリアルケミストリーは大手医薬品メーカーを中心として合成医薬の開発現場で日々活発に行われている。コンビナトリアルケミストリーの中心となるコンビナトリアル合成は"組み合わせ"により種々の化合物を同時に合成できるため、それぞれ個別に合成するより時間効率が高い。そのため、新薬開発でハイスループットスクリーニングに供される数多くの化合物種をシード化合物から合成する有効な手段として定着した。
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