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メタボローム分析と質量分析イメージングの融合

本記事は、株式会社ミルイオンが発行している「コラム」をもとに掲載しています。

キャピラリー電気泳動質量分析法(CE-MS)や液体クロマトグラフィー質量分析法(LC-MS)を用いた水溶性代謝物の一斉分析はメタボローム分析と呼ばれています。CE-MSでは約140種類、LC-MSでは約80種類の代謝物を一斉検出することが可能です。また、サンプル群間における半定量的解析やターゲットを絞った絶対定量も可能となっています。このように、CE-MSやLC-MSにおけるメタボローム分析は、近...

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【テクニカルレポート】創薬の安全性試験におけるヒトiPS 細胞由来心筋細胞を用いた 評価の重要性

本記事は、和光純薬時報 Vol.89 No.2(2021年4月号)において、富士フイルム株式会社 バイオサイエンス&エンジニアリング研究所 森村 馨様に執筆いただいたものです。

現在、医薬品開発において実施すべき安全性試験は、その実施時期とともにICH ※ 1 で定めた国際ガイドラインに規定されている1)。安全性試験の中でも、安全性薬理試験は生命維持機能に関わる心血管系、中枢神経系及び呼吸器の安全性を評価する極めて重要な試験であり、ヒト臨床試験の前に行われるべき試験としてICH S7A/S7B で規定されている2)。ICH S7A には、安全性薬理試験の一般原則と推奨事項...

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短期的な成果ばかりを求められる研究現場

近年、日本人研究者からノーベル賞受賞者に選ばれ非常に喜ばしいニュースを目にする機会が増えました。とても明るい出来事であり、子供がなりたい職業ランキングにも学者・研究者がランクインしてくるようになっています。しかし、ノーベル賞を受賞された方々の多くが日本の研究の未来を危惧することを口にするのがとても印象深いです。

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