PEG化合物を簡単に精製したい?それなら塩化マグネシウム!
本記事はWEBに混在する化学情報をまとめ、それを整理、提供する化学ポータルサイト「Chem-Station」の協力のもと、ご提供しています。
ケミカルバイオロジー・生体関連化学用途の分子構造において、とにかくよく見かけるのがポリエチレングリコール(PEG)です。水に溶ける、毒性が少ない、免疫原性が少ない、反応しづらく安定、末端加工もしやすい、分子サイズも様々に入手可能、しかも安価・・・という、生体関連応用にとって理想的な特性を持っています。一方で精製に関しては考えることが多くあります。水に溶けやすくなる分、分液やカラムなどでロストしやす...