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分析

合成・材料 分析

カール・フィッシャー滴定

本記事はWEBに混在する化学情報をまとめ、それを整理、提供する化学ポータルサイト「Chem-Station」の協力のもと、ご提供しています。

カール・フィッシャー滴定(Karl Fischer titration)は、試料中の水の量を滴定により求める分析手法です。その原理は、塩基性条件下メタノール溶液において、ヨウ素により二酸化硫黄が酸化される際に水を消費する反応を利用するというものです

分析

揮発性有機化合物 (VOC)

揮発性有機化合物(VOC; Volatile Organic Compounds)は文字通り、常温常圧でも揮発性を有する有機化合物のことです。その規制の歴史は他の有害物質に比べると浅く、まだなじみがないかもしれません。本稿ではこのVOCの性質と国内外の規制について紹介します。

合成・材料 分析 研究全般

ケミカルニュースレター 2020年度注目記事TOP5!

今年度クリック数が多かった記事を、第5位から第1位までランキング形式でまとめてみました。その時何があったかを振り返りながら、眺めてみてはいかがでしょうか?リンク先から各製品もご確認いただけます。

分析 テクニカルレポート

【テクニカルレポート】STQ法を応用したネオニコチノイド系農薬の分析法

本記事は、ChemGrowing Vol.15 (2021年2月号)において、株式会社アイスティサイエンス技術営業部 小西 賢治様に執筆いただいたものです。

ネオニコチノイド系農薬は各国で使用されているが、ミツバチにおいて蜂群崩壊症候群の一因とされているため、近年ではEUなど諸外国で一部使用規制が進んでいる。しかし日本では使用規制がなされていないため分析の需要も高い。ここでは「迅速・簡便・高精製」な残留農薬分析法であるSTQ※-LC法を応用し、ネオニコチノイド系農薬に最適化した結果を紹介する。

分析 総説

【総説】下痢性貝毒オカダ酸群と分析用標準物質

本記事は、和光純薬時報 Vol.89 No.1(2021年1月号)において、国立研究開発法人水産研究・教育機構 水産技術研究所 環境・応用部門 水産物応用開発部 鈴木 敏之様に執筆いただいたものです。

貝毒など海洋生態系の自然毒の多くは有毒プランクトンにより生産され、食物連鎖を介して魚介類に蓄積される。ホタテガイやカキなどの二枚貝は、プランクトンを餌としているため、餌としたプランクトンの中に有毒プランクトンが含まれていると毒を蓄積して毒化する。毒化した二枚貝をヒトが喫食することにより貝中毒を発症するが、有毒プランクトンが生産する原因毒により、中毒症状は様々である。 貝毒などの海洋生物毒は無味無臭...

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