【クロマトQ&A】:PTC誘導体化アミノ酸分析法における、アミノ酸混合標準液成分以外のアミノ酸分析
本記事は、Analytical Circle No.75(2014年12月号)に掲載されたものです。
アミノ基を持つ化合物のPTC化が可能です。
PTC(フェニルチオカルバモイル)化は、フェニルイソチオシアナート(PITC)試薬(コードNo.162-08473)を用いて誘導体化する方法で、一級アミンおよび二級アミンに反応します。誘導体化した化合物の分子吸光係数がどのアミノ酸もほとんど同じであるという特長を有しています。多成分のアミノ酸の同時分析にはグラジエント溶出が必要になりますが、Wakopak...